チェックル用システムのご紹介

チェックル用ボルト自動供給システム・各種装置

トランスファープレスなどを使うスタンピング工場で、多量のボルトをパネル付けする作業には、 独自の給送システムとオリジナルのパンチブロックによりインライン化した作業も対応できます。
新開発の「インラインスプリッター」採用で*最大60個/分の打ち込が可能となりました。

* ボルトのサイズや、給送装置とパンチブロック間の距離により個数は変わります。

image インラインスプリッター パンチブロック コントロールパネル ボトルフィーダー ダイスとダイスホルダー

2インラインスプリッター

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ボルトフィーダーとニュートンタイプP/Bの間に設置し、上部ホース内に蓄えたボルトをP/Bの信号によって1本ずつ切り分けてP/Bへ供給します。
当装置をプレス近傍へ設置することによって、フィーダーとプレスが離れている場合でも生産タクトタイムを下げずにボルト供給が可能となります(M6ボルトで60SPM程度まで可) パンチブロック制御盤にて当インラインスプリッターの制御も行います。
プレス近傍に、ホースが垂直〜45度程度までの角度で取り付けます。
別途、上部ボルトの量を検知しフィーダーへ信号を送るレベルセンサーが必要です。


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3パンチブロック

順送型などを使用し、連続的にパーツをプレス成形する工程内に組み込むボルトの定位置供給装置で、弊社ではパンチブロックと呼んでいます。
パンチブロック(以下P/B)を導入した金型で生産することで、材料供給〜パネル成形〜ボルト取り付けまで一連の工程が完了し、ボルト取り付けの為の仕掛品をストックするスペースが削減できます。
パネルの大きさや形状、組み合わせるフィーダーにもよりますが 60SPMでの生産も可能です。

現在、ニュートン型P/Bとダ・ビンチ型P/Bの二種類がありそれぞれに特徴があります。

TYPE:ニュートン

TYPE:ニュートン

TYPE:ダ・ヴィンチ

TYPE:ダ・ヴィンチ


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4ダイスとダイスホルダー

ダイスはチェックルのリング溝や格子条突起部へ、相手部材を塑性変形させて流入させ固着させる独特の環状突起を持った金型の一種で、 ボルトのサイズや相手材の厚みによって環状突起の計上や寸法が異なります。

デイトンプログレス社製ボールロックリテーナーとダイス

デイトンプログレス社製
ボールロックリテーナーとダイス


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7コントロールパネル

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自動給送でボルト取り付けを行う際に、プレスの角度信号や型内のパネル信号を取り込みパンチブロックのシリンダを制御することで、 ボルトを自動で供給・停止する制御盤です。
タッチパネル式で、設定や運転状況表示、トラブル発生時の不具合箇所表示、マニュアル操作による復旧操作などに対応します。
取り付けボルト数やプレス機への取り付け方法などによって都度・設計となります。


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8ボルトフィーダー

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ボルトの方向整列には振動式ボゥルフィーダーを使用したタイプや自社設計のスコーププレート式整列装置が有ります。

これらの整列装置に分流ユニットを組み合わせる事で1台の整列装置から複数のホースに供給したり、 5本〜10本程度のボルトを纏めてエア圧送する事で大量・高速生産にも対応できるフィーダーを提供いたします。

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クリンチメーター(簡易カシメ力測定器)

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チェックルのカシメ力を作業現場で簡易に測定出来る可搬型の測定器で台形ネジ頭部の17角をラチェットレンチ等で廻し、 治具にセットされたボルトを押し下げ剥離強度をデジタル測定します。

(※ご注意)
破壊テストとなりますので、測定した板は使用できません


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